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日記です


by katekeito
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結果。。。(追記あり)


検査と結果について。












検査は、主に採血とMRIの画像診断。

わたし・・・検査料3774点 画像診断料1870点などで17140円(保険適用の範囲内)
夫・・・・・・検査料2165点などで9410円(保険適用の範囲内)

結果、考えられる原因は、やっぱり子宮奇形でもわたし達夫婦の染色体異常でもなかった。

2人ともいたって健康で、参考値(標準値)から外れる項目はなかった。

原因不明と言ってもいいかもしれない。(そう判断する医者もいるかもしれない)

でも、わたしの採血結果の中に、ただ1つ、グレーゾーン(偽陽性)と考えていい数値結果があった。



抗核抗体。



やっぱり。。。

予想通りだった。

先に調べておいた知識が役立った。

そんな瞬間だった。

抗核抗体の正常値は40未満。

わたしは、40。

これは、陽性(異常)だと80、160、320と倍増していく。

1280とか倍数が高いほど抗体値が高い人ということ。

ある調査では、健常者の約30%が40などのグレーゾーンらしい。

160ぐらいまでなら、一生、自己免疫疾患を患う心配はまずないらしい。(ほっ。)

(ちなみに、これから書く抗体と深く関係がある抗リン脂質抗体症候群という名前の自己免疫疾患は、原因不明の病気で国に難病指定もされています。先日ちょこっと書いた無事出産した某芸能人もこの病気で毎日自分でカプロシンを注射して妊娠継続の努力をされたようです。)


抗リン脂質抗体は、保険適用の範囲内の検査方法では、異常値はなかった。

(抗カルジオリピン抗体[YAMASA]、抗CLβ2GPI抗体[MBL]は異常なし。でも、[SRL]などは、検査していない。グレーゾーンではなく、はっきりと陽性ならば、抗リン脂質抗体症候群(APS)を疑い、保険適用外でも抗フォスファチジルエタノールアミン(PE)抗体、抗フォスファチジルセリン(PS)なども検査してもらうつもりだった。そして、多分、先生もそのつもりだった。)


抗核抗体が160を超える陽性だったなら、抗リン脂質抗体をもっと詳しく、保険適用外で費用がかかろうとも検査をしなければならなかったと思います。

でも、グレーゾーンだったのでしませんでした。

でも、本来なら、重要視されるのは、抗リン脂質抗体の方のようなので、費用が高くてもこれは徹底的に調べるべきだと思うし、今も、するべきだったかなと思っています。

費用は、某病院のサイトによるとPE約5000円、PS約9000円のようなので、もし調べてもそれほど痛い出費にはならなかったのかもしれません。

ただ、その場合、血液凝固系(血栓を作ってしまう)も詳しく調べたと思うので、第12凝固因子やプロテインS活性(PS)、プロテインC活性(PC)も調べると各約5000円かかる形になってきたようです。


抗核抗体が異常値なら20%の人が抗リン脂質抗体も異常値だろうと考えられています。

抗核抗体が異常値でもそれが不育につながっているという関係性はまだまだ研究段階だそうです。

抗リン脂質抗体のほうは、血栓を引き起こすことがわかっているので、赤ちゃんに上手く血が流れないということがわかっているようです。



とにかく、自己免疫異常が疑わしいということで、原因不明とも言える結果だったわけですが・・・。

幸い、わたしの場合は、妊娠しやすい体質で不妊ではなかったこと。

不妊+不育で悩んでいる人もいっぱいいます。

もし、不妊も疑われたなら、わたしは、徹底的に検査したと思います。

わたしの通っている病院は、家から一番近い普通の総合病院で特に不妊や不育に力を入れているわけでも何でもないので、大阪や名古屋の有名な病院まで通わなければならなかったと思いますが。。。


自己免疫異常が疑われるなら、柴苓湯を飲むことを聞いてみようと検査結果を聞く前から決めていたわたし。

先生は、言葉を選びながら、今までのは偶然かもしれないし、これ以上の検査をする必要はないと思うこと、そして、心配するほどの検査結果は出なかったけれど、疑わしい抗核抗体の結果に効くであろうと考えられている漢方薬があること、そして、それを飲んだからといって健康に何も害がないこと、それを飲む、飲まないを決めるのはわたしだということを説明してくれた。

先生と考えが合った!と思った瞬間。

漢方薬の名前を聞くとやっぱり、柴苓湯。

どれぐらいの期間飲むのか、いつから飲むのか、費用はいくらぐらいかかるのか、説明をしてもらって、飲むことに決めた。

ある調査では、自己免疫異常で不育だと考えられている人が柴苓湯を飲んだら、それまで流産を繰り返していた人の2人に1人は無事出産までいったとか。

100%の効果ではない。

でも逆を言えば、飲まなければ、一生悲劇を繰り返さなければならないかもしれないということ。



~柴苓湯サイレイトウ~

小柴胡湯と五苓散から作られた漢方薬で、利尿作用があり、むくみに効く。下痢、吐き気、食欲不振、胃腸炎、喉の渇きに効く。膀胱炎、肺炎、腎不全などの副作用の報告がある為、何年もの長期使用はよくない。

先生は、薬についてそんなに詳しいことは言わなかったけれど、上記のようなことも自分で調べた。(だから間違いがあるかも。)

ツムラとクラシエから出ていて、漢方の配合や不純物の混ざり具合が違うから、人によって、どっちが合うとかがあるらしい。

ちなみにわたしが飲んでいるのはツムラ。

1包3g。
1日3回、食前30分の空腹時に服用。

4週間分で4600円。(3割負担だから、実費だと15330円。)
別途投薬料(処方箋料)200円。

妊娠前(妊娠希望排卵日前)から妊娠後最低28週まで。

36週まで飲んでもいいけれども、母乳が出にくくなるかもしれないとの先生の意見で、わたしは32週まで処方してもらうことにした。


わたし自身は、柴苓湯を飲むことによって何も変化は感じなかったけれど、柴苓湯を飲み始めてから、血の巡りがよくなったと東洋マッサージの先生に言われた。(その先生は、柴苓湯の効能も、わたしがそれを飲んでいることも知らなかった。)

歯を磨くと血が出るようになった。(つわりであまり丁寧に磨けなかったから?でも、血の止まりが悪い気がする。)

by katekeito | 2009-11-03 19:28 | エギ編